令和8年度用 探求 現代の国語 カタログ
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 実用的な文章(実用文)は、学校生活や日常生活、実社会のさまざまな場面で用いられ、日誌、法令、新聞、ポスターなど、そのタイプは多様だ。しかし、いずれも伝達に主眼を置いているので、わかりやすく伝わるものとなるように、書式や説明のしかたなどが工夫されている。文章ごとに、まずタイプを判別したうえで、概要を把握し、細部に着目することが重要である。ステップ1実用的な文章の形式は多様である。まず文章のタイプを判別しよう。ステップ2文章のタイプを踏まえて、誰が誰に向けて書いたものか、目的は何か、主に何を伝えているかなど、大まかな内容を把握しよう。ステップ3タイプと概要を踏まえ、次の特徴とポイントに留意しつつ、細部を読み解いていこう。すぎない。グラフにするのままでは数字の羅列にことで、データがわかりやすく視覚化される。・大まかに、何の項目が多いか、数値の増減、項目の順の入れ替わり(折れ線のクロス)などを確認する。・単位や調査年も確認する。・データを提示した者の意図を推測する。本教科書では、実際に次のステップに沿って、タイプごとの実用文の読み解き方を学ぶことができます。タイプA【残す】決まった書式がある記録日誌・議事録・報告書・➡P. 86作業記録などタイプA【残す】特徴決まった書式や一定の形式に従って書かれている。ポイント ・「をいしつた・かど」こをで確・認誰すがる・。何 ・途事中実に経過対とす結る感果の想違やい意な見、どを意識する。タイプB【定める】タイプC【知らせる】箇条書き的な決まり事事実を伝える記事法令・規約・求人票・新聞・学校新聞・広報誌・➡P. 182・185マニュアル・レシピなどネットニュースなどタイプB【定める】基本的事項から細部へ、タイプC【知らせる】特徴重要なことは目立つよ特徴順に書かれている。うに書かれている。ポイントポイント ・る法。令は独特の表現に注意す ・にマ書ニュかれアてルい系はるこ、と時が系多列順い。たか」をつかむ。 ・え決るまり。事の理由や根拠も考タイプD【企てる】企てを伝える広告や案内文ポスター・パンフレット・企画書・招待状など➡P. 264➡P. 89・189・262タイプD【企てる】企ての特徴を目立たせ、特徴魅力的に感じられるように表現されている。ポイント実用文解析へのステップタイプを判別する概要(目的や意図、内容など)を把握する細部に着目するグラフの読み取り日本イギリスフランスドイツアメリカオーストラリアカナダ保有率023211教科書                 グラフⅠ(折れ線グラフ)とグラフⅡ(棒グラフ)には、どのような特徴があるのか。また、どのように印象が異なるのかを具体的に考えてみよう。【グラフⅠ】(折れ線グラフ)【グラフⅡ】(棒グラフ)【二つのグラフの印象の違い】グループを作り、1で考えたことについて意見を交換してみよう。また、グラフの作成者がどのような意図で、異なる二つのグラフを示したのかも話し合ってみよう。メモ話し合いを踏まえて、自分の考えをまとめてみよう。紙面紹介 「出国手続きを考える」/「実用文解析へのステップ」①棒グラフ 棒の高さで、数値の大小を比較する各国の食料自給率(%)(カロリーベース)②折れ線グラフ 数値の変化の方向を見る情報通信機器の保有状況③円グラフ 全体の中での構成比を見る世界の二酸化炭素排出量(約323億トン)④帯グラフ 構成比を比較する年齢別人口の割合の推移 データを集めても、そ1718(年)80%100%264223130127953763(%)120100806040202010111213141516固定電話スマートフォン中国40.3%28%アメリカインドロシア日本ドイツ15%2.3%その他3.5%4.5%6.4%2010年2005年2000年1995年0%20%40%60%0~14歳15~64歳65歳以上参考)①農林水産省「平成30年度食料需給表」等 ②令和元年版「情報通信白書」③2019年版「エネルギー・経済統計要覧」④「国勢調査」 ・る異なことる視に留点か意すらのる。記事もあ ・み記事取るの中。盤以降で細部を読 ・つ見出・どしやこで記事・誰の最が・初何で「をしい ・れ写真を示やイしたラス意図トのも考効え果やる。そ ・ま宣伝で注に惑意をわさ払うれ。ず、細部に「「活活動動」」よよううにに印印象象がが異異ななるるかか、、ままたたそそれれははななぜぜかか、、話話しし合合っっててみみよようう。。一一八八四四ペペーージジののググララフフⅠⅠ・・ⅡⅡはは同同じじデデーータタにに基基づづいいてていいるるがが、、見見たた目目のの印印象象がが大大ききくく異異ななるる。。どどのの活活動動用用ワワーーククシシーートト年年組組名名前前(())出出国国手手続続ききをを考考ええるる45実社会単元ワークシート例グループワークにも最適な書き込実用文解析へのステップ裏見返しに「解析へのステップ」として、様々な文章タイプ・グラフを読み取る際のポイントをまとめております。み式のワークシートを用意

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