教科書(一八二〜一八四)図について推察し、その考えを説得力のある論理展開でまとめている。話し合いに積極的に参加せず、推察C の根拠も論理的にまとめていない。資料左の表がグラフⅠ・Ⅱの元となったデータである。日本政府観光局(JNTO)発表のデ資料 教材の補足となる資ータ料を、適宜、表・グラフなにどの形で掲げました。より編集部作成。実社会Ⅱ・このデータから、グラフⅠを作るのは自然だが、グラフⅡの方はいささか不自然である。本来、訪日外国人旅行者る意味はあまりないが、この合計数が出入国管理の対象となった人数であることも確かである。さらに言えば、グが、グラフⅡではそれは目立たず、むしろ二つの合計として増えていることが目立つ。「国際化する日本」という印るのかもしれない。●デジタル(一人一台端末)活用例 端末上でワークシートに入力してもよい。 グーグルクラスルームやロイロノートなどの双方向授業支援ツールを用いて、個々の意見や回答を共有してもよい。評価規準活動の観察およびワークシートの内容で評価する。①要旨の把握A 二つのグラフを正しく読み取ってその特徴をよく理解し、その内容をまとめて相手に的確に説明している。B 二つのグラフを正しく読み取り、その特徴をよく理解している。出国手続きを考える手順配当15分1 グラフⅠ・Ⅱを比較して、どのように印象が異なるか、それは折れ線グラフと棒グラフのどのような特徴によるかを考え、ワークシートに記入する。〈指導上の留意点〉・考えがまとまらない生徒には、それぞれのグラフから何がわかるかを考えるように促す。グラフⅠは、二つの数の年ごとの推移と、二つを比較した数の多さや少なさが鮮明である。グラフⅡは、二つの数を合わせた総出入国者数の推移が鮮明だが、二つの数値やそれぞれの増減については、グラフⅠの方がわかりやすい。これは、時間の経過による量や割合の変動を示すのに適した折れ線グラフと、量の大小の比較に適した棒グラフとの違いである。2 近くの席の生徒と三〜五人程度のグループを作る。1で各自が考えたことについて、グ3 ループで意見交換をする。→4 同じデータからこのように見た目の異なるグラフを示した側に意図があるとすれば、それはどのようなものかをグループで話し合う。→12221→1指導資料指導資料(実社会) ートに各自でまとめる。→4を踏まえ、自分の考えをワークシ5 〈指導上の留意点〉実用的な文章3 A B (A・B・Cの三段階評価)C 二つのグラフが示す情報やその特徴を十分に理解していない。②解釈と考察話し合いに積極的に参加し、グラフ作成者の意図について複数の角度から推察して、その考えを説得力のある論理展開でまとめている。話し合いを通してグラフ作成者の意出国日本人数訪日外国人数1964128,4871965158,8271966212,6861967267,3881968343,5421969492,8801970663,4671971961,13519721,392,04519732,288,96619742,335,53019752,466,32619762,852,58419773,151,4311,028,14019783,525,1101,038,87519794,038,2981,112,60619803,909,3331,316,63219814,006,3881,583,04319824,086,1381,793,16419834,232,2461,968,46119844,658,8332,110,346出国日本人数訪日外国人数352,83219854,948,3662,327,047366,64919865,516,1932,061,526432,93719876,829,3382,154,864476,77119888,426,8672,355,412519,00419899,662,7522,835,064608,744199010,997,4313,235,860854,419199110,633,7773,532,651660,715199211,790,6993,581,540723,744199311,933,6203,410,447784,691199413,578,9343,468,055764,246199515,298,1253,345,274811,672199616,694,7693,837,113914,772199716,802,7504,218,208199815,806,2184,106,057199916,357,5724,437,863200017,818,5904,757,146200116,215,6574,771,555200216,522,8045,238,963200313,296,3305,211,725200416,831,1126,137,905200517,403,5656,727,926出国日本人数訪日外国人数200617,534,5657,334,077200717,294,9358,346,969200815,987,2508,350,835200915,445,6846,789,658201016,637,2248,611,175201116,994,2006,218,752201218,490,6388,358,105201317,472,74810,363,904201416,903,35113,413,467201516,213,76619,737,409201617,116,42024,039,700201717,889,29228,691,07331,191,856201818,954,031象ラ数でデジタル活用例 「活動」のをフと大各手順における一人一台端末Ⅰ与、きえで出くの活用例を示しました。るは国変に、日化は出本し、国人て後日数い者本をなの人合い方数計こががしと適こてがしこ棒わて数にかい年する105
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