補足と関連事項出国手続きを考える授業展開例(発問と解説)教科書(一八二〜一八四)実社会Ⅱ答「解析へのステップ・ステップ1」参照。▽法令文ではないが、やらなくてはならないことの手順を、時系列に沿って箇条書き形式で説明した文章である。誰が誰に向けて書いたか、目的は何か、などに注意しながら、文章Ⅰが伝えている内容を丁寧に把握せよ。答「解析へのステップ・ステップ2」参照。▽実際に空港に行った場面を想定しながら、行うべき行動を把握するとよい。文章Ⅰの搭乗手続きの際に、荷物について行っておく方がよいことは何か。答「解析へのステップ・ステップ3-1」参照。文章ⅡはタイプA~Dのどれに当たるか。誰が誰に向けて書いたか、目的は何か、などに注意しながら、文章Ⅱが伝えている内容を丁寧に把握せよ。文章Ⅱに基づいて行わなければならない手続きは、文章Ⅰの①~⑥のどれか。答⑤***問答***問*問*問指導資料(実社会) ▽④は関税法に基づいている。このように、出国に際して行うべきことは、法律に規定されていることを確認する。実用的な文章3 日本出国の手順 を想定している。①の「チェックイン時刻」は、国内線の場合は一時間前でもよいが、国際線の場合は二時間前が通常である。それは、国内線にはない税関申告や出国審査があるためである。また、②の「搭乗手続き」は、カウンターでの対面ではなくタッチパネルなどで行うことが多くなりつつある。③の「手荷物検査」では、ナイフ類のほか、液体物もチェックされることが多い。出入国管理及び難民認定法(抜粋) ここでは、外国人・日本人の出国に関する部分を抜粋した。この法律の、特に外国人の入国に関する部分は、政治的・国際的問題として取り上げられることが多い。難民や移民をどうするのか、海外からの労働力を研修生として扱っていてよいのかなど多くの課題があり、実際にこの法律は令和元年に改正、同二年に施行されたばかりである。教科書一八四ページ「実社会へのアングル」の「見直しが重ねられている」は、そうした変化を踏まえている。定法」以外では、居住・移転の自由を保障した「日本国憲法」、パスポートについての「旅券法」、検疫に関わる「検疫法」、物品の持ち出しや持ち込みについての「輸出入取引法」や「関税法」が直接海外旅行に関わる。また、お金に関補して足はと「関外連国為事替項及び外国貿易法」があり、航空機は「航空「法」実に用則っ的てな飛び文、章旅行」教業者材をに通し関てしいるて、*グラ問フ文や章ⅠデはータイタプにA~つDいのどれに当たるか。出国手続きを考える旅行ガイドブックの掲載内容文章Ⅱ「出入国管理及び難民認●導入のポイント1 海外旅行に関わる法律としてどのようなものがあるかを考えることで︑本時の授業に関心を抱く︒海外旅行に行く時に、必ず持って行かねばならないものは何か。パスポート(旅券)。▽お金なや辞ぜ書パなスポどーのト答がえ絶も予対想にさ必要れ発問例 読解のポイントをなる押さえられる発問と、そのがの、か解答を示しました。パ。スポートがなければ出入国ができない。法律で決められているから。▽その法律の例が、文章Ⅱである。海外旅行に関わる法律にはどのようなものがあるか。答「補足と関連事項」参照。▽多くの法律が関わることを理解させて、出国手続きの手順と法律を関連づけた本単元への関心を高める。●展開のポイント2 文章ⅠとⅡについて内容を把握し︑両者を関連づけて理解する︒ての補足や、学習上重要な事項の解説を掲載しました。● 文章Ⅰ ● 文章Ⅱ ● 海外旅行に関わる法律 教科書(一八二~一八四)答問「解析へのステップ・ステップ2」参照。問答問答問「解析へのステップ・ステップ1」参照。102
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