令和8年度用 新 現代の国語 ダイジェスト版
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宇宙空間の「星の目」宇宙ステーションや人工衛星からのデータ︒それを解析する科学者の目︒大気の層を流れる「見えないもの」が地球に暮らすものの命に影響する︒ここで言う「星の目」とは何を指すか、また、その目は何をしているのか。▽それらは地球に暮らすものの命に影響し、その具体例が、以降で説明される。サハラ砂漠からの「紅砂」は、どのよう1 な働きをするのか。栄養素がアマゾンの木々を繁栄させる。の語句で言えば、どのような視点か。望遠の視点、マクロの視点。▽太平洋上という地上の視点では十分に知覚できないが、四百キロ上空の視点では、その帯がはっきりと見て取れる。それを、六六ページの写真により確認し、世界のつながりを印象づける。板書例視点を変えるで見やすく示しまたしそたこか。ら発のデ問ー例タをや解板析書する例科を学者豊の富目でに、なお、上空や宇宙など、空間的な視点の転換が語られる本文だが、これは時間的な視点の転換とも言える。命を支えるものも、命を脅かすものも、流れていく窒素、酸素、カリウムなどは「命を支え」、放射能汚染につながるセシウムや環境問題の原因となるマイクロプラスチックなどは「命を脅かす」ものだろう。「見えないもの」とともに空を飛んでいたときジで、空を見上げて「あそこを飛んでいた」と思い出す、パンデミック前の時期を指す。ついては、「学習の手引き」表現3で扱うが、教科書六九ページのかぎかっこの有無による違いを踏まえると、ここは、かぎかっこを付けない方の意味合いに近い。にいながら「星の目」を得ている。また、本文末尾との関連では、こうした姿がデジタルデバイスを通して見えるなら、私たちは身近に「星の目」を得たことになる。多様性の宝庫であるアマゾンの木々の繁栄17←6答問答問指導資料指導資料(評論)                                                                                           二〇一八年に……紹介されているの木々は人類の宝であり、これを繁栄させる紅砂は、人の「命を支えるもの」の一つである。それが、四百キロ上空の……はっきりと見て取れる大西洋上の地上の視点では知覚できないものが、遠く離れた宇宙からは見えるから、「マクロの視点」の効果である。することも重要だが、これがデバイスで見られることも、本文末尾のデバイスの存在意義と関わって重要である。前ペー科学者たちは地上アマゾン紅砂について理解星の目で見る境界を越える上空の雲他の「見えないもの」も上空を流れる人は︑「見えないもの」に命を預けている運命共同体である︒「見えないもの」と空を飛ぶ時ではなく遠く離れたマクロの視点で気づく︒教科書(六四〜七〇)「見えない」ウイルスで大地に固定された人間のも、命を脅かすもの授」業も含展む開。例問「これらの目に見えない一もの時」と限人ご間ととのの授業展答開宇宙例スをテー、シ原ョン則や見人開工衛き星二の目ペでー、まジ3 関係はどのようなものか。領域内に囲い込むことも示排し除すてるおことりも、実際大の気ごの層授を業流れのるイ「見メえーなジいもをの描」をき観や察すすできず、また、地球上に暮らすい人紙間は面、構それ成らとなっるて。います。に命を預けている運命共同体である。7 んでいたときのミクロの視点ではなく、それらから離れて空を見上げたときのマクロの視点によってそれらの存在に気づいたから。すいのが通常だが、実際には「マクロの視点」板書例4 人工衛星の目によって見える紅砂について理解し︑上空からの視点の効果を把握する︒六五ページ六六ページ六五ページ六六ページ六七ページ13 12 14 そして地上では……予測している11 宇宙空間に浮かぶ「星の目」 「星の目」という表現に▽▽以微ので◆2答上細違そ板書例 実際の板書にお役、微なないれ「立ていただける例を示しまもを細ぜに学の強気で「した。習だ調づ「不のか見思すい手らえ議るた引「な」。のきミいだで」とクもあ読ロの感り解の、」じ2視ことる①点とのので」もか二までに。つと見の空めえ視をるや飛点。13 答問「ISSの窓」からの視点は、六五ページ11 具体例サそアのハマ帯ラゾがかンIらのSの木S紅々か砂をら︒繁見栄えさるせ︒る︒67

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