令和8年度用 新 現代の国語 ダイジェスト版
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上段「構成展開図」では、本文の構成を示しました。主題・例・まとめなどの文章構成をひとめでご確認いただけます。下段「要約」では、意味段落、形式段落ごとの要約と、本文全体の二〇〇字要約を掲載しました。このプランクトンが、私たちの命がかかっている、目に見えない酸素を作り出す。宇宙に出た人類の「星の目」―ドキュメンタリー映像から宇宙から初めて地球を見たアポロ八号。神々しい地球の姿に息を飲む、地上の宇宙センターのスタッフ。宇宙空間の星で暮らしているという自己認識を得た決定的な瞬間。地上にいる私が持つ「星の目」―デジタルデバイス机やカバンやポケットの中に「星の目」を持つ。自分の視点を上空の衛星にセットし、地球や自分をいつでも眺められる、デジタルデバイスは、地上からは見えないものを見る、新しい自己認識を更新するための道具。地上で見えないもの、答えが見つからないものについては□□□□□□□34指導資料指導資料(評論)   デバイスの中の「星の目」を使って考える。□ (六八・2~)スタッフは神々しい地球の姿に息を飲んだ。□ (六八・8~)月を探検に行ったが、宇宙空間に浮かぶ星□ (六九・3~)星の目で自己認識した瞬間から半世紀後、□ (六九・8~)デジタルデバイスの存在意義は、見えない□ (六九・11~)地上で答えが見えてこないものは、「星のは、神々しい地球の姿に息を飲んだ。 それは、自分たちが宇宙空間に浮かぶ星の上で暮らしているという新しい自己認識の決定的な瞬間であった。たときの様子が、ドキュメンタリー映像で見られる。の上で暮らしているという自己認識をした。第四段落(六九・3~六九・13)星の目による自己認識から半世紀を超え、誰もが、上空の衛星の視点から、地球、大地、自身の暮らしを眺められる。この「星の目」を持つデジタルデバイスの存在意義は、地上からは見えないものを見て自己認識を更新することだと知り、以来、地上で答えが見えてこないものについては、「星」の目を使って、考えることにしている。誰もがカバンやポケットの中に「星の目」を持っている。ものを見て自己認識を更新することだ。目」を使って考える。教科書(六四〜七〇)星の目で見る視点を変える見えないウイルスのため人は大地に固定されているが︑マクロの視点では上空で「見えないもの」が境界を越えると気づく︒宇宙からの「星の目」で︑サハラの紅砂がアマゾンの木々や酸素を作る珪藻を繁殖させるとわかり︑アポロ八号は神々しい地球を見て︑宇宙に浮かぶ星で暮らすと自己認識した︒誰もが持つ「星の目」であるデジタルデバイスで︑見えないものを見て自己認識を更新でき︑地上で見つからない答えは「星の目」で考える︒︵200字︶構成・要約考 察展 開2200字要約65

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