令和8年度用 新 現代の国語 ダイジェスト版
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意味段落●構成展開図 人を乗り物にして広がる。都市の封鎖、閉じる国境。人々は大地に固定、境界線の枠の中で右往左往。大地から空を見上げて気づく。*四角数字は形式段落番号見えないウイルス。境界線を越える雲。雲だけでなく、粉塵も流れ続ける。人が命を預けている。近しい微細なものに気づくには、ミクロの視点よりも、マクロの視点を。宇宙空間に浮かぶ「星の目」―ドキュメンタリー番組からサハラ砂漠からの紅砂により、アマゾンで木々が繁栄。その紅色の帯が宇宙ステーションの窓から見える。アマゾンに降り注いだ栄養素が海に放出されて、ブランクトンが繁殖。2本文研究…本文をさまざまな角度から分析・解説しました。塵など「見えないもの」が境界線を越える。 それに命を預け□ (六四・1~)ウイルスの広がりを抑制するため、都市が□ (六四・6~)雲は境界線を越える。□ (六四・10~)雲だけでない粉塵も上空を流れる。□ (六五・3~)大地から空を見上げ、マクロの視点から、□ (六五・10~)大気の層を流れる「見えないもの」の行動□ (六六・1~)サハラ砂漠から到達する紅砂の栄養素に、□ (六六・11~)太西洋上の紅砂の帯がISSから見え、そ□ (六七・4~)その栄養素が川を下り海に放出され、プラ□ (六七・9~)珪藻により、私たちの命がかかっている酸教科書(六四〜七〇)星の目で見る変える視点を構成・要約2本文研究●要約第一段落(六四・1~六五・9)見えないウイルスの広がりを抑制するため、大地に固定された人は境界線の枠の中で右往左往するが、上空では雲や粉ていることに気づくには、マクロの視点が必要だ。封鎖され、国境が閉じられている。その「見えないもの」に命を預けていることに気づく。第二段落(六五・10~六七・11)人工衛星など宇宙に浮かぶ「星の目」で、大気の層を流れる「見えないもの」の行動が観察される。サハラ砂漠からの紅砂は太西洋を渡り、アマゾンの木々を繁栄させ、その栄養素が海に放出され、私たちの命がかかる酸素を作り出す珪藻が繁殖する。 これは宇宙までの距離を取って初めて見える。を観察するのは、宇宙空間に浮かぶ「星の目」だ。アマゾンの木々が依存していることが証明された。れをドキュメンタリー番組が紹介している。ンクトンが繁殖するのも鮮明に見える。素誕生の瞬間が、宇宙から見える。第三段落(六七・12~六九・2)宇宙から見た地球の姿を初めて見たアポロ八号のスタッフ展 開1序 論□□□□□□□□21指導資料(評論)    上空の「見えないもの」地上では64

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