展開説明展開説明展開説明準拠ノート「新 現代の国語」準拠 予習復習ノート 「一人の戦友」︵一〇三・下2︶の思い出からどのようなことが述べられているか、最も適切なものを次の中から選びなさい。ア 兵士が鳥に心を奪われるような、政治や社会の流れに反する行為は歴史の中で消し去られてゆく。イ どんな不名誉なことをしても、その後の政治や社会の流れにうまく乗れば、人はそれを忘れてくれる。戦争をはじめとする政治や社会は変転してゆくが、鳥に心を奪われウ るような個人の夢や文化は残る。政治や社会とうまく折り合いをつけた夢や文化だけが、人々の間にエ 浸透して残ってゆく。ジョージが「慈しみのある微笑」︵一〇四・下8︶を投げかけた理由として最も適切なものを、次の中から選びなさい。ア 足もとの小さな自然もいつ引き抜かれるかわからない理不尽さを背負っていることを知りながら、自分自身はそれから目を背け、心から楽天的に生きているから。荒涼とした風景に象徴されるような重い戦争体験を通して、深い闇イ に満ちているという人生観を持っているが、初めて足もとの小さな自然の美しさに気づいて心を慰められたから。ウ 戦争によって人生を変えられてしまったが、今キスカを再訪して慰霊祭を開いたことによって、人生のキャンバスを完全に明るい色で塗り固めることができたから。エ 敵であった日本兵と今友情を深めていることから、人生とは矛盾に満ちたものであることを痛感し、しかもその矛盾を解消できない自分の弱さにあきれているから。説明しなさい。⑵ ジョージの人生の□影□に当たる事柄をまとめなさい。ジョージの心の奥底の「深いペシミズム」︵一〇二・下9︶を、具体的に説明しなさい。人生の「理不尽さ」︵一〇三・上6︶は、戦争においてはどのような事柄に相当するか、最も適切なものを次の中から選びなさい。多くの戦友が死に、自分はたまたま生き残ったこと。ア イ 自分を戦死させた敵の手によって厚く葬られること。戦後、敵味方が和解し、日米合同で慰霊祭を開いたこと。ウ エ 戦争の影響でペシミズムを感じるようになったこと。「生きてゆくということは、そんな終わりのない作業」︵一〇三・上13︶とはどういうことか、本文の比喩表現を用いずに説明しなさい。□14□13□12□11□1557
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