令和8年度用 新 現代の国語 ダイジェスト版
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実 用 文学校・日常・実社会の各場面におけるさまざまな教材を10本採録。解説に沿って読み解きを学ぶことができます。学校生活から日常生活、そして社会全般に関わる題材まで、充実のラインナップです。段階的に視野を広げることができるように配列しました。教材内容「実用文解析へのステップ」を活用することにより、3つのステップに沿って、さまざまな形式の実用文の読み解き方を学習することができます。解析へのステップ各教材の末尾には、さまざまな分野の実用文を読み解くための解説コラム「実社会へのアングル」を掲載しました。新たな観点を提示し、教材への興味・関心を喚起します。実社会へのアングル特 長教材一覧 【言語活動】実用的な文章1学級日誌 【書く】2文化祭の企画 【書く】3全国高校生「好きな漢字」総選挙 【書く】4求人票 【話す・聞く】5新聞記事とバリアフリー  【話す・聞く/読む】6出入国の手続きと管理 【読む】7地域紹介パンフレット 【書く】 学校生活から日常生活、そして社会全般へ281 実用的な文章7 地域紹介パンフレット      タイプを判別する 巻末1「実用文解析へのステップ」を参考にして、文章Ⅰの文章のタイプ(A~D)を確認しよう。      概要を把握する 文章Ⅰについて、誰が誰に向けて書いたものか、目的は何か、何を伝えているかなど、大まかな内容を確認しよう。      細部に着目する1 文章Ⅰのパンフレットが伝えたいこと(情報)は何か、考えてみよう。2 文章Ⅰのパンフレットはどんなところに工夫が凝らされているか、話し合ってみよう。     書く ①構成の工夫 ②表現の工夫 1 自分の住んでいる地域の特色(自慢できるところ/誇れるところ)を挙げたうえで、その地域をどうしていきたいか、展望を描いてみよう。 2 1で描いた展望に基づき、伝える対象と目的を明確にして、地域紹介パンフレットを作ってみよう。ステップ1▼ステップ2▼ステップ3▼活動 ▼ 実社会へのアングル  「読む」パンフレット、「見る」ポスター  パンフレットが読まれることを目的としているのに対して、ポスターは見られることを目的としている。そのためポスターは、パンフレットに比べて盛り込まれている情報量が少なく、情報の代わりに写真やイラストなどが効果的に使われている。ポスターを作るときは、情報を整理して、最も伝えたいことをわかりやすく載せるようにするとよい。また、印象的な写真やイラストを用いたり、キャッチコピーを工夫したりして、見せ方を工夫すると多くの人の目に留まりやすくなるだろう。解析へのステップ 〈活動のポイント〉  ⑴描いた展望をもとに、全体の文字数を考慮して、パンフレットに載せる情報を厳選する。 ⑵書体やレイアウトを工夫して情報をわかりやすく伝える。10展望を描く280文章Ⅰ パンフレット見本 広島県では,「ひろしま未来チャレンジビジョン」に基づき,「仕事でチャレンジ! 暮らしをエンジョイ! 活気あふれる広島県」の実現に向け,3つの視点を掲げて,様々な取組を進めています。県民一人ひとりが主役の新しいライフスタイルの実現広島県は,「仕事」も「暮らし」もあきらめない,「欲張りなライフスタイル」を応援します!暮らしの充実仕事の生産性up!欲張れる好循環へフロンティア精神にあふれた県民性を生かし,様々な分野でイノベーションを起こして,生産性や暮らしの利便性の向上を図る。保育・教育・医療の充実,住環境の向上など,家族で住みたい環境づくりを通じ,誰もが暮らしやすい広島県の実現を目指す。都市と自然が近く,どちらの魅力も満喫できる環境を生かし,都市も自然もスマートに楽しむライフスタイルの魅力に磨きをかける。イノベーションファミリー・フレンドリー都市と自然の近接ライフ広島県の取組紹介広島県では,こうした取組に力を入れています!地域紹介パンフレット▼巻末 1 実用文解析へのステップ タイプD【企てる】   ―魅力を発信する実用的な文章7学びの位置づけ(二七一ページ)10展望を描く詳しくは32ページへ「地域紹介パンフレット」教科書13体験と思索/実用文

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